"Crazy Kung fu" Stephen Chew @Gaumont ナルシシズム映画。

"Lemming", Dominik Moll, @Katorza カンヌのオープニングで上映されて以来いい評判をほとんど聞かなかったので観に行くのが遅れてしまったが、これがかなりよかった。強いて欠点を挙げれば、シャルロット・ランプリングの見た目の怖さに頼りすぎて、彼女が…

"L'interprete", Sydny Pollack, @Katorza ニコール・キッドマンはぜんぜん通訳には見えなかったけれどそれはそれでよかった。前半やや退屈で結末は臭すぎるけど、中盤の山場はかなり手に汗を握った。

"The World", Jia Zhang-Ke, 2004, @Katorza ジャ・ジャンクー待望の新作。なんだか狙いすぎという感じ。期待が大きすぎただけにやや残念。もちろんしびれるシーンもいっぱいあったけど。

同じくLieu Uniqueにて、Takeshi WadaとYuki KawamuraのDJパフォーマンス。

Lieu UniqueでOlivier Assayasを囲む会。新著の刊行にあわせて。6、7人しか客がいなかったのでカフェでアサイヤスとおしゃべりという形に。この直前にあった、アサイヤスがプログラミングを担当したSant-Brieuの音楽祭で、寺山の「トマトケチャップ皇帝」…

"Sin City" Robert Rodriguez, @Katorza 思わせぶりの冒頭のシーンが(最後のシーンとあわせて)単に文字通り「思わせぶり」だっただけだとわかってがっくり。Benicio Del Toroってどうしてブサイクなのにあんなに二枚目の役が似合ってしまうのだろう。ブル…

le cinquieme empire (Manoel de Oliveira)@Katorza なんと客ひとりだけ。この映画こそUn film parleなんじゃないか。

"Last Days"(Gus Van Sant)@Katorza 「ジェリー」「エレファント」ときて、いつの間にかガス・ヴァン・サントってこういう人なんだ、ということになっているけど、過去作品をきちんと見直したいところ。「カウ・ガール・ブルース」以降まじめに見てなかった…

"C'etait bien le coulis de tomates", Pierrick Sorrin ご当地アーチスト、ピエリック・ソランの短編映像作品が、Royal de Luxeの公演の一環で、サント・クロワ教会前の広場で上映。すべて合成映像で作られた「無声映画」という倒錯的な試み。よくできすぎ…

Don Bayron@Lieu Unique アメリカのサクソフォニスト。いまいち心を掴まれず。演奏家よりこちらの趣味の問題かな。 町ではジュール・ヴェルヌ没後百年イベントのハイライト、路上劇団Royal de luxeのゲリラ公演が着々と進行中。今日は大聖堂前の広場にロケッ…

市役所で通訳のバイト。

"Fili", Cirque Ronaldo, @Lieu Unique 特設テントでイタリアのサーカス団の公演。サーカスというよりも大道芸。ラテンの笑いにはついていけない。

"HHH", Olivier Assayas, 1997@Cinematographe ホウ・シャオシェンってあんなカラオケおやじだったのか。いろいろなことに何か非常に納得がいく。見てよかった。

"Anthony Zimmer" (Jerome Salle, 2005@Gaumont) 途中まではよかったんだけど、どの辺から駄目になったのか。。イヴァン・アタルは結局アントニー・ジンメルだったのかどうなのか、疑問の余地を残しておいた方がよかったのに、「指紋」で証明されてしまった…

"Le plaisir" (Max Ophuls, 1952@Cinematographe) 『映画史』で何度も観た仮面男のダンス・シーンをやっと見れた。 追悼、Simone Simon。

『Jackie Brown』(Quentin Tarantino, 1997@Cinematographe) 見直していろいろな細部に感心。Jackie(Pam Grier)が札束を胸ポケットに入れて、脱衣所での取引シーンでは結局紙袋に戻すところとか、それだけで泣けた。Max(Robert Forster)が出てきたモール…

Memento(Christopher Nolan監督、2000@シネマトグラフ) 見逃していた映画を劇場で観れるというのは、シネマテークのないナントでは非常に珍しい機会。 夜はサッカー観戦。対マルセイユ。一時は2対0、あわや3点目か、というところまでいきながら、1点返…

フランス3で放映のMulholland Drive(David Lynch監督、2001)。

Arteで放映されていた『L'intrus』(クレール・ドゥニ監督)を見る。最近よくアルテは自局が製作に関わった映画を公開前にテレビ放映しているけれど、確かに映画館→ビデオ・DVD→テレビという映画産業の流れは別に自明ではないのだから、まあ面白い試みな…

フランス3でやっていたナチス強制収容所についてのドキュメンタリーを見る。("Les survivants", Patrick Rotman監督。)

Pat Garret and Billy the kid (Sam Peckinpah監督、1973年@シネマトグラフ) 人、死にすぎ。 今日発行のルモンドのおまけDVDは、マルセル・オフェルスのドキュメンタリー"Le chagrin et la pitie". シブすぎ。

Les larmes ameres de Petra von Kant (Fassbinder, 1971, @Katorza) 登場人物は女だけ、舞台は一部屋だけ。ハンナ・シグラが若い。

Bache(Les ballets c. de la b.@Lieu unique) ダンス公演。Koen Augustijnen演出、振付。ギャグは絶妙だったが全体としてはやや散漫か。

Ghosts of Mars (John Carpenter監督、2001年@シネマトグラフ) 火星人で、しかもおばけというところがすごい。

Musique(s) de Toile (Ensemble Skene, @Theatre Graslin) ゴダールの『映画史』などを題材にしたスペクタクル、Herve Tougeron演出。ちょっとゴダールが神格化されすぎのような気もしたが、なかなかよかった。Osker Fischingerの「抽象映画」の映像が見れる…

Le secret de Veronica voss(Fassbinder監督、1981年@カトルザ) 偶然知り合った女優の過去を、探偵気取りで調べ始める新聞記者。その妻はさしずめ『めまい』のバーバラ・ベル・ゲデスのような役回り。しかしサスペンスのお約束からすれば決して死んではな…

『La Blessure』(Nicolas Klotz監督、@カトルザ) 最後の場面、No man's landとでもいった趣の荒れ地を進むトラックの荷台に載せられた男が、ザンビアからヨーロッパへの旅程を語るシーンが素晴らしい。「持ち物を何から何まで肌身から離さなければならな…

『Mysterious Skin』(Gregg Araki監督、@カトルザ) 「トラウマもの」は基本的に好きになれないが俳優たちはよかった。

夜中にARTEでやってた『オズの魔法使』(ヴィクター・フレミング監督、1939)を見る。