"Une aventure", Xavier Giannoli, 2005.
夢遊病のリュディヴィヌ・セニェに恋をした、ビデオテーク勤務の青年。夢遊病は18世紀の動物磁気の興隆と深い関わりのあるテーマであり、心霊主義霊媒とも深い関係があるので、気にかかっていたところ。でもまあこの映画にそこまでの深みを求めてはいけないが、これはこれで、古典的なシネフィル青年の撮った佳作という感じで、それなりに好感を持った。

"Bloken Flowers", Jim Jarmusch, 2005
なぜかあまり期待していなかったけど、薔薇色の封筒が投函されてから配達されるまでをたどった最初のシーン(キャストにジュリー・デルピーの名が出てきてびっくり)から引き込まれた。