パリでみた美術展の続き。

"Le Troisieme oeil", @Maison europeenne de la photographie
心霊写真展。カタログに掲載されていた幽霊の指紋(!)の写真が、実際には展示されていなかったのはやや肩透かしだったが、全体としては充実した内容。同じ場所で開催されているパリ写真学会150年記念のエクスポジション(L'Utopie photographique)と、Bruno Rosierの作品展(Un etat des lieux ou la memoire des paralleles)も、なかなか。

"Mouvement de l'air" @Musee d'Orsay
E=J・マレーの晩年の研究である気体の動きの観察装置を再現。同じオルセーではスティーグリッツ展も。こちらは彼のNYのギャラリーの歴史的意義を総括した大規模な展示。

"Bruno Schulz" @Musee d'art et d'histoire du judaisme
ブリューノ・シュルツの手による自らの小説のための挿絵作品を中心とする展示。ユダヤ美術館ははじめて行ったけど入り口の物々しい警備体制に驚く。「歴史の学生」ということで無料で入れてラッキー。科学史なんだけど。